
Brew Ratio
Brew Ratioとは、
エスプレッソにおける粉量(Dose)と
抽出量(Yield)の比率のことです。
「20gで13gを抽出する」「20gで40gを抽出する」
この比率がスタイルを決め、味の設計図になります。
このページでは、Brew Ratioの読み方と、
比率を軸にして抽出をコントロールする考え方を解説します。
COFFEE DICTIONARY
THE LANGUAGE OF EVERY SHOT
Same dose, different story.
BASIC THEORY
ELEPHANT COFFEEの考え方
「比率が決まれば、挽き目だけを動かせる」
私たちにとって、タンピングは工程の中で最もシンプルな作業です。Leveling後の粉が水平に整っていれば、タンパーを垂直に置いて体重をかけるだけで、均等な圧力が自然に伝わります。逆に言えば、タンピングを「うまくやろう」と意識しすぎる場合、多くはその前の工程に問題があります。
私たちが使用しているPullman Tamper は、底面の径がバスケットの内径に対して正確に設計されており、縁まで均等に圧力が伝わります。「タンパーの選択」と「バスケットとの径の一致」が、タンピングの精度を支える最も重要な道具の条件です。
WHY BREW RATIO MATTERS
ブリューレシオが重要な理由

02
抽出の問題を数値で特定できる
「薄い」「苦い」という感覚だけでは、次に何を直すかが見えにくくなります。Brew Ratioを把握していれば、「Yieldが目標より多い→比率が高すぎる→挽き目を細かくする」という論理的な修正ができます。Under ExtractionやOver Extractionの診断も、Brew Ratioを起点に行います。

04
ラテとのバランスを設計できる
ラテやカプチーノなどのミルクドリンクでは、エスプレッソの濃度がミルクの量に対して十分かどうかがカップの完成度を決めます。ミルク量に応じてBrew Ratioを調整することで、ホットとアイス、カップサイズの変化に対して一貫した味を提供できます。
01
スタイルを意図的に選べる
リストレット・エスプレッソ・ルンゴは、それぞれ異なるBrew Ratioで定義されます。「なんとなく」ではなく、どのスタイルを目指すかを比率で設計することで、豆の個性を意図的に引き出せます。Brew Ratioはスタイルを選ぶための言語です。

03
レシピを再現・共有できる
「20g / 40g / 1:2」という数値があれば、別のバリスタが別のマシンで同じ設計を試せます。比率という共通言語があることで、レシピの共有・検証・改善のサイクルが回ります。 競技でも、Brew Ratioはレシピを説明するための基本的な単位です。

ESPRESSO COFFEE RECIPES
代表的なBrew Ratioのスタイルと、ELEPHANT COFFEEが採用しているレシピを整理しました。

比率がずれたときの調整の考え方
目標のBrew Ratioに対してYieldがずれている場合、まず挽き目で調整します。
Doseを変えるのはその次のステップです。











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