
Tamping
Tampingとは、Levelingで整えた粉を、
タンパーで垂直に圧縮する工程のことです。
Dosing・Distribution・Levelingで
「均一なパック」を作り上げた後、
最後にその状態を固定するのがTampingの役割です。
このページでは、タンピングが抽出に何をするか、
なぜ垂直・均等・適切な力の3つが大切なのか、
そしてよくある失敗のパターンを解説します。
COFFEE DICTIONARY
THE LAST THING BEFORE THE SHOT
Press once. Press well.
BASIC THEORY
ELEPHANT COFFEEの考え方
「タンピングは確認で終わる」
私たちにとって、タンピングは工程の中で最もシンプルな作業です。Leveling後の粉が水平に整っていれば、タンパーを垂直に置いて体重をかけるだけで、均等な圧力が自然に伝わります。逆に言えば、タンピングを「うまくやろう」と意識しすぎる場合、多くはその前の工程に問題があります。
私たちが使用しているPullman Tamper は、底面の径がバスケットの内径に対して正確に設計されており、縁まで均等に圧力が伝わります。「タンパーの選択」と「バスケットとの径の一致」が、タンピングの精度を支える最も重要な道具の条件です。
WHY TAMPING MATTERS
タンピングが重要な理由

02
湯の流れる速さを決める
タンピングの圧力が一定であれば、粉の密度は挽き目によってコントロールされます。同じ挽き目・同じ圧力でタンピングすることで、毎回ほぼ同じ速度で湯がパックを通過します。抽出時間(タイム)の再現性は、タンピングの均一性に直結しています。

04
前工程の成果を「固定」する
Dosing・Distribution・Levelingで作り上げた均一な粉は、タンピングなしでは抽出時の圧力によって乱されます。Tampingは前工程の成果を固定し、その状態のまま抽出に臨むための「最終ロック」です。前工程が丁寧であるほど、Tampingの効果は高くなります。
01
9気圧に耐えるパックをつくる
エスプレッソの抽出では、約9気圧の湯がポルタフィルターに送り込まれます。タンピングされていない粉は、この圧力によって崩れ、湯が偏った方向に流れてしまいます。タンピングで密度を高めることで、パックが高圧に耐えられる構造になります。

03
ヘッドスペースを最終確定する
タンピング後の粉の高さが、グループヘッドとのヘッドスペースを決定します。Levelingで縁の粉を適切に除去し、タンピングで粉が圧縮されることで、設計通りのヘッドスペースが生まれます。このスペースがあることで、湯が均等に粉全体に接触できます。

HOW TO TAMP
タンピングは工程の中で最もシンプルです。
ただし「垂直・均等・適切な力」の3原則を理解して行うことで、毎回安定した結果を得られます。
圧力の強さと、その結果
「何キロで押すべきか」という問いに対して、一般的には15〜20kgが目安とされます。
ただし力の強さそのものより、毎回同じ力をかけることのほうが重要です。

タンパー径とバスケット径の適合
タンピングの精度は、タンパーの底面径とバスケットの内径の一致に大きく依存します。

FAQ
よくある質問
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